最近老々介護の家庭がとても増えています。

 

もちろん元気で夫婦で過ごせているのであれば、何も問題はありませんが、それが突然介護している方が入院したら・・・?

私の病院では長ければ1カ月以上も入院する方もいますが、老々介護で介護をしていた方が入院となった場合、どうしたらいいいでしょうか?

 

残されたパートナー(介護が必要な方)を誰が面倒をみるの?

 

という話になります。

 

もちろん介護をされる方の状況にもよります。

一人で残されても何とかできる方もいれば、他のサポートが必要な方もいます。

 

特に認知症などがある場合には、一人で火を使ったり、徘徊などの危険も。

 

お薬を飲んだりすることも難しくなるので、一人での生活はとても危険です。

 

老々介護の介護者が入院したら、誰が代わりに介護をする?

基本的にその答えは、子供ら他の家族ショートステイといった形になります。

 

ただ急に子供に言われても遠方の実家の親の介護なんてできないし、もともと介護保険を利用していなかったら、あなたが生活や仕事を犠牲にして、親の介護を急にしなければならないということにもなりかねないんです。

 

実際に自宅に残された家族が、「生活できないから」という理由で預け先を探すのに入院を2週間待った事例もありました。

 

その間必要な治療がすぐにできなくなってしまいます。

 

ですのですでに介護を要する方がいる場合には、早期に介護保険を申請して、こういった事態に備えておくということも重要です。

また「見守り」という意味でもデイサービスやヘルパーなどの存在はとても重要な役割を持っています。

 

老老介護の受け止め方いろいろとサービスの必要性

このような老老介護の当事者には、いろんな方々がいます。

介護と言ってもあっさり受けとめていて、自分の病気にしっかり向き合える人。(女性に多いかな?)

「お父さん、こんなんだけどね。私が面倒見てるのよ~。入院中、私がいなければいないでなんとかするでしょ」

くらいなかんじ。

近所同士で家の悩みも相談していて、すごいパワフルな印象だったりします。

 

でも中には、かなり気持ちを入れ込むことが多いようで

「お母さんが待ってるし、ごはんだって僕が作らなきゃ・・・早く家に帰りたいんだよ」

「ここで一カ月も入院もしていたら、あの人は倒れちゃう・・・」

といったように、心配すぎて不安が強く、感情的に伝えてくれることも。

 

そして後者のような方は、献身的に支えているにも関わらず、あまり周囲にそういった悩みや愚痴を出さないことが多かったりします。

 

 

そういう人こそ要注意。

 

限界まで我慢をして、気づいたら共倒れになっていたというようなケースも存在します。

「俺は家で母ちゃんと二人で無理心中しようと思ってたんだよ。」

とお話してくれた男性もいました・・・

 

こういった状況では、外部からその危険さがわからず誰も必要なサポートをすることができません。

そこで先ほどちらっと伝えたヘルパーなり、デイサービスなりの介護保険のサービスを利用することで、生活の状況を外部に見える化することで、問題の早期発見。早期対処につなげることもできるんです。

 

 

何が言いたいかというと、高齢の老老介護の場合、今は安定して生活ができていても(そういうふうに見えても)、入院などをきっかけにそれが崩れてしまうんです。

 

そうなった時に、遠方の家族なりに負担が突然やってきます。

 

そこで介護保険などを利用していれば、ショートステイの一時利用などで対処も可能ですが、何も準備をしていないと子供たち世代が大変な思いをしてしまうことになるんですよね。

だからこそ元気なうちから、いざというときに何が使えるのか?という備えについて知っておくということが重要です。

 

あなたの親は大丈夫?

老老介護の場合には、お子さんらが心配をしていて、そばでサポートをしている場合もあれば、

「親は2人で元気にやってるから大丈夫」

と思って、あまり実家の様子も気にしないというような方もいます。

 

あなたはどちらですか?

 

そして両親どちらかが倒れてしまったときに、それぞれ自分で生活ができると思いますか?

少しでも不安だと感じた方は、今のうちから少しずつ介護の準備&予防や見守りなどできることからはじめてみませんか?