産んでくれた親の面倒を見れないなんて、親不孝な人間だ!

今の日本にはこのように考えている方も少なくはありません。しかしそれぞれに人生があり、それぞれに生活があるため、「親を介護をしなければいけない」という義務感で自分の人生を台無しにしてしまうことはとても勿体ないことです。

一人っ子や長男、長女といった立場では、親の介護をするのが当たり前と思っている方もいるかもしれませんが、その責任感や義務感に押し潰されてしまうと、自分が潰れてしまいます。

では、親の介護をせずに済む方法はないのでしょうか?

今回は親の介護をしないでも済む方法について考えていきたいと思います。

これからは親の介護はしなくて当たり前

昔ながらの人間は、「親の面倒は子供が見るもの」といった価値観を持っている方も多いですが、若い人々は親の面倒は見たくないと考えている方が非常に多いです。

だって介護の負担は誰でも想像がつきますよね?

そのため親の面倒は子供が見る時代から、親の老後は親自身が自分自身でなんとかする時代へとシフトしつつあると言えます。しかし子供はそのつもりでも、親は子供をあてにしている場合にはどうすればいいのでしょうか?

今回は親の介護から逃げたい!親の老後の不安をどうにかしたいという方に向けて、今から出来る対策をお伝えしていきたいと思います。

親の介護から逃げる方法

いずれはやってくる親の介護の問題ですが、そこから逃げるのではなく立ち向かい解決をしていくことが重要です。

そのためには、来る介護問題に向けて前から準備をしておくことが重要です。その具体的な方法を

1:資産を増やす・貯金をする

親が介護が必要になった時に、自分がその介護をせずに済ますためには、代わりの誰かに依頼しなければいけません。

その代わりとなりうるものは

  • 老人ホームのような介護施設
  • 自宅にヘルパーなどのスタッフを呼ぶなどのサービスを使う

といった方法はあります。

しかし、そのためにはお金が必要。

自分で介護する労力と引き換えに、お金を対価として支払う必要があるのです。親自身に資産があって、老後の費用は安心できる方ならいいのですが、親の貯蓄はあてにならない場合には、私達子供が今から余裕をもって貯金をしておくことが必要になってきます。「そんな親のためにお金を使いたくない」と感じる人もいるかもしれませんが、このお金は親のためではなく、私達子供世代の安心のためのお金です。

残念ながら、介護の問題から逃げるには親から縁を切る以外の方法はないといえます。いくら遠方に住んでいたとしても、病院や地域の公共機関などは身内がいると知れば、そこをあてにして連絡を取ってきます。ですので、いつ自分に親の介護問題が降りかかってきてもいいように、十分なお金は確保しておくようにしましょう。

いくら貯めておけば大丈夫

お金がなくても施設入居ができるようにしておく

今更貯金なんて無理だし自分にさえも貯金がないという方の場合、途方に暮れてしまいますよね。

そんな方の場合でも、生活保護の制度を使えばお金がなくても老人ホームなどの施設に入居することは可能です。

しかし、お金がなければ老人ホームを選べるような立場ではなく、待遇や扱いが低レベルの施設にしか入居できないかもしれません。しかしそのような経済的に困窮している方でも入居できる施設は探せばあります。

しかし生活保護を申請する場合には、子供らの資産状況や一緒に生活しているかどうか、車や土地などの資産の有無が調査されることになります。もしいずれは親を生活保護を使って施設へ入居させたい場合には、計画的進めていかないと市町村職員に怪しまれたりするため注意が必要です。

親には出来るだけ良い暮らしをしてもらいたいと思うのであれば、早めのうちから貯金を増やしておき、いざという時にその資金を使って親のために老人を選老人ホームを選んであげられるようにしておきましょう。

事前に親と話し合っておく

お金があっていつでも施設に入れるような状態となっていても、その時になって親や兄弟との揉めるケースは非常に多いです。

親自身が「施設なんて行きたくない」と言ったり、兄弟から「面倒を見ずに施設に入れるなんてかわいそう」と言われて意見が合わずトラブルになってしまうことも・・・

そうならないために親が元気でいるうちから、親や兄弟間で「将来介護が必要になった時にはどうしたらいいか」ということを具体的に話し合っておくことが重要です。

元気なうちからこのようなは内容の話はしづらいかもしれませんが、今では終活といって高齢者の方でも、自分自身の亡くなった後のことを考えることが常識化してきています。

そのような世間の変化も踏まえ、この機会に親子や兄弟間で将来のことや資産についても1度相談してみてもいいかもしれません。

実際に元気なうちからこのような話し合いを持ってきた家族は、いざ介護が必要になった状況でもその話し合ってきた通りに子供達が手続きを進めることが出来ており、親が遺言として残しておいたものがあるため、トラブルがなく進めていける傾向にあります。

反対に何も話し合ってこなかったようなケースだと、親子や兄弟間でお互いの意見が合わず、介護問題もどんどん大きくなってしまうことも多いようです。

このように後々揉めないためにも、早期からお互いに話し合って方向性を確認しておきましょう。

まとめ

一人っ子や長男、長女の立場だと「親の面倒は自分が見なければいけない」という使命感や責任感に駆られて疲れ果ててしまうこともあります。

しかしこれからの時代は、高齢者は自分のことは自分で責任を取る時代であり、子供はそれなりにサポートはしますが、自分を犠牲にしてまで親のために生活を捧げることは必要ありません。親が介護が必要になった時にスムーズな対応をし、トラブルにならないためにも家族間で今後の方向性を話し合っておき、そのためには少しずつで今から貯蓄や資産を増やしていくことが重要です。

どうしてもお金の工面ができない場合には、生活保護などの社会制度を検討してみてもいいかもしれません。

その時になったら考えるのでは遅すぎます。ぜひ今から親の将来のことを考えてみて下さい。

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