「介護保険を使いたくない」と拒否をされた時の説得法
  • そろそろ親もサポートを考えなくちゃいけないな・・・
  • 家に手伝いが来てくれたらいいな・・・
  • 一人でいろいろできなくなってきたみたいだし、介護保険とかを考えてみようかな・・・

 

このように介護やサービスについて考え始めている家族もいるのではないでしょうか?

そんな検討を始めた方に対してのアドバイスを少し書いてみようと思います。

実際は介護サービスを使い始めるのは簡単じゃない

多くの方は、サービスを使い始めるきっかけというものがあります。

それは病気での入院だったり、怪我や、自宅での転倒など。

 

自分は今までより体力や筋力がなくなってしまった

とか、

今までのように生活ができなくなった

 

などの自覚があると、比較的にこのような提案は受け入れやすくなります。

 

しかし、一定数の高齢者は

 

「介護なんて必要ない」

「そんなもの使わなくても十分自分でできる」

 

と拒否反応を示す方がいるのも事実。

サービスの利用が適切にできないと症状が悪化してしまうことも。

拒否されるなら、それでいい

とあきらめてしまえばそれまでですが、適切な支援を利用することが体の状況を観察するチャンスであり、その変化があった場合にいち早く気づけるというメリットがあります。

 

「あれ、先週まで自分で歩けてたのに、今日はふらついているな」

とか

「最近食欲なさそう・・・」

 

とか。

 

こういった体の変化に気づけると、受診なども早めに対応できるので、病気の早期発見や介護予防につながることにもなります。

 

特にデイサービスなどの利用者さんが、普段と様子が違うと受診して、検査をしてみたら脳梗塞が起こっていたというケースはよくあることなんです。

 

義務や押し付けは絶対NG!

じゃあ拒否をする本人をどう説得をするかという話ですが、こういった方は自分の健康や生活にプライドを持ってるので、下手にそれを否定したり、無理に現実を受け入れさせるのはよくありません。

まずは本人の意志や考えをしっかり肯定すること。

 

自分が相手を理解しようとしないと、相手もこちらの気持ちを理解しようとはしてくれません。

 

ですので、まずはしっかり相手の想いを受け止める。

 

そうして、本人が不安に感じていることや気になっていることを聞き出すんです。

 

なんでも不安がないという方はほとんどいません。

生活は問題がなくても、病気のことが心配だったり、お金のことが不安だったり・・・

 

その不安を解決するようなサービスを提案してあげると意外とスムーズに了承していただけることも多いような気がします。

「自分でできる」という一人暮らしの女性のケース

ここでアメブロで紹介したケースを深堀してみたいと思います。

\アメブロの事例はこちら/
https://ameblo.jp/sayamin1007/entry-12606736558.html

Aさんはもともと一人暮らし。

近くに娘さんがいて、娘さんの介護負担が大きかった状況でした。

 

しかしAさんに、介護保険のサービスを提案しても拒否。

でもこのまま退院したらダブルケアの娘さんが確実につぶれてしまう・・・

 

そんな時にこの方法でAさんの不安を聞き出してみると

 

「お通じがちゃんと出ないのよね」

 

という不安があることがわかりました。

しかも下剤をたくさん購入して内服したりと、排便のコントロールにこだわっていることもわかったんです。

 

ここまでくれば、「訪問看護」の導入につなげられると感じました。

 

お通じのコントロールはお薬だけじゃない、マッサージやゆっくりお風呂に使ったりすることも効果があること、下剤も種類によって作用が異なるのでなんでも内服すればいいってものでもないことなどをお話すると、

 

「それなら訪問看護をお願いしたいわ」

 

と返答をいただくことができたんです。

 

「介護」というワードで攻めない&在宅サービスにゆだねる

 

ここで

「介護サービスは使わなかったの?」

と思った方もいるかもしれません。

 

確かに娘さんの希望は介護の負担を減らすことでしたから、目的は果たせませんでした。

 

その100点のゴールにはたどり着きませんでしたが、Aさんがこのようなサービスへの理解を示してくれたことが大きな一歩だったと私は思っています。

 

何より大事なのは本人のサービスに対する信頼です。

 

これで退院後、訪問看護師さんと本人の信頼関係が築けてくると、そこからさらに大きな効果をもたらすことにつながります。

 

仲良くなった訪問看護師さんから本人へ

「Aさん、お風呂入るのにお手伝いしますよ。」

「お食事作るの大変そうですね、お通じのことも考えてお食事を作ってくれる方を紹介しましょうか?」

こういっただけで、入院中に私が紹介した介護サービスより何倍も大きな効果があると思いませんか?

 

ここを在宅に期待して私は病院から自宅へ送り出させてもらっています。

 

いつも在宅サービスの方、ありがとうございます(笑)

悩んだらまず相談

このAさんのケースも、娘さんが泣いてまで相談室でお話してくれたから気づけて、対応できたといえます。

いくら私たちが専門の相談員でも、何も訴えがないと対応するのはとても難しいです。

 

ですので、少しでも困ったり悩んだりしたら身近な相談窓口に相談することが大切です。

いろいろな方のアドバイスを受けて、より良い方法を一緒に探していくことができます。

 

地域包括支援センターやかかりつけの病院など、相談しやすいところに相談してみてくださいね(*^-^*)

もちろん私も個別相談承っております。

 

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