入居金1億円の老人ホームなのに追い出される?あなたも陥りやすい施設入居を失敗する考え方とは

あなたはいつか、親が寝たきりになったりしたら、

 

「施設で見てもらおう」

 

と思っていませんか?

 

介護=自分では難しい

と思うのが、今では当たり前になりつつありますね。

 

 

でもそうなった時に、あなたはどんな風に施設を選びますか?

 

 

 

 

以前、「マツコ会議」で放送された、老人ホームが高級すぎると話題になりました。

その入居金はなんと

「1億円」!!!

 

このような施設があることに皆さん驚いたともに、もしかしたら自分や家族も将来はあんな老人ホームへ入りたいという方もいるのではないでしょうか?

 

1億円は非現実的でも

 

出来るだけいいサービスを受けられる施設へ入居させたいと思いません?

 

ちょっとそこについてお話させてください(^^♪

私は1000人以上の介護や施設入居に関する相談を受けてきました。

私は病院で働きながら、施設や退院先の調整、自宅での生活のサポートを行う退院調整看護師という仕事をしています。

 

そして私が担当するような方と言うと、

  • 介護が必要
  • 退院後も医療ケアが必要
  • 認知機能の低下や体力の低下で今までの生活が困難
  • 施設へ入居中

などの退院後の生活に何かしら支援が必要な方ということになります。

 

このような方を、ご本人やご家族の意向を聞きがら、安心して退院できるようなサポートをしています。

 

実際に表に出て活動をすることは少ないので、病院の影の存在みたいになっています(笑)

 

そのような私達が退院支援をする方の中には、「マツコの知らない世界」で紹介されたような「超・高級老人ホーム」へ入居している方も実際にいらっしゃいます。

しかし多くの方が「超高級な老人ホームを選んだこと」について、後悔することもあるようなので、ここで書かせてもらいたいと思います。

高級な老人ホームを選べば死ぬまで安心・贅沢は間違い!

あなたは超高級な老人ホームを選べば、死ぬまで贅沢して暮らせて幸せ」だと思っていませんか?

 

はっきり言いますが、それ、間違っていますよ。

 

老人ホームをはじめとした介護施設では、強制退去や入居金にまつわるトラブルが後を絶ちません。

 

もちろん1億円を超えるような高級な老人ホームも同様です。

「老人ホームに入居すれば死ぬまで面倒を見てもらえる」と思うこと自体が間違いなんです。

 

強制退居の理由と実際に施設を退居になった人とは

せっかく入った老人ホームでも、突然退居になることは普通にあります。

それはどのような時か、実際にあったケースを紹介したいと思います。

たんの吸引や点滴、注射の管理が出来ず、元の施設に戻れなくなる場合

たとえば、高齢者によくある

  • 肺炎
  • 脳梗塞
  • 転んで骨折

などで入院になったとします。

あなたはそのまますぐに退院できると思うかもしれませんが、高齢者の場合たった1週間の入院でも寝たきりになってしまうことも少なくありません。

 

もともとの体の機能が低下したりすることで、こまめな痰の吸引が必要になったり、糖尿病が悪化して定期的なインスリン注射が必要になったり、口から食べられず経管栄養や点滴などの医療処置が必要になってしまうことも、病院ではよくある事なのです。

 

「看護師が24時間対応」の落とし穴

ここまで読んで「看護師が24時間対応なら大丈夫でしょう」と思ったアナタ、

本当にそうでしょうか?

 

施設が「看護師が24時間対応」の表記をしているのに、看護師の対応ができないという理由で退去や入居拒否をされるケースはたくさんあります。

 

なぜこのような、事態になってしまうのでしょうか?

その答えは

看護師が24時間対応=24時間常駐

ではないからです。

 

私は仕事柄、施設の看護師さんとは、日々やりとりさせてもらっていますが看護師が常駐している施設はほんの一握り。

 

日中は看護師がいても、夜間はオンコールと言って当番制で看護師が自宅で電話を持って待機しており、何か必要な時には施設に駆けつけるというシステムのところが多いのです。

 

確かにこれは24時間対応ではあるものの、すぐに看護師が対応できる常駐のシステムとは違います。

もし痰が詰まって、苦しくなってしまった場合、看護師が自宅から駆けつけるまでの間に、何か起こってしまったら・・・

そういったトラブルを考えると施設側も受け入れに対して難色を示すことも理解できますよね。

 

認知症が悪化し、他の入居者に危害が及んだ場合

認知症は必ず進行します。

そして進行すると現れるのが、性格の変化や暴力性といった側面です。もちろん個人差があるので、すべての認知症の方が暴力的になるわけではありません。

しかし「ものとられ妄想」のように「財布がなくなった」などと言って、他人の居室に侵入したり、他の入居者に危害が及ぶような場合にはどんな施設も退去を迫られる可能性があります。

 

介護度が軽くなった場合

たまにあるのですが、要介護だった方がリハビリを頑張ったら要支援になったケースのように、介護度が軽くなる場合です。

結果的には本人の出来ることも増えてよかったねと言いたいところですが、この「要支援」と「要介護」の差は、施設や老人ホームにとってかなり重要といえます。

施設の基準で「要介護」の受け入れは出来るけど「要支援」はダメという施設も多いため、要支援になったとたん、退所を迫られたということもあります。

 

 

 

高い入居金は将来の補償にはならない

冒頭でも紹介したような入居金が1億円を超えるような老人ホームの場合、高いお金を払っている分、退居なんてありえないと思っていませんか?

 

確かに高いお金を払えばその後の安心を買えると思いがちですが、これは単なるサービス料であり、将来的な保障のためのお金ではないのです。

 

ですので、たとえ1億円の老人ホームでも、医療処置の対応が出来なくなれば入院や退去という扱いも当然起こりえます。もしその施設が「看取り対応」だったとしてもです。

 

 

看取り対応の落とし穴

「看取りまでしてくれる施設」は以前より多くなりました。

それを見て利用者は

「これでもう何も心配ないね。」

と思うでしょう。

 

でも私たち医療者の感覚は違います。

看取りと言っても施設の対応は様々です。

  • 施設専属の医師が常駐していて、医療設備が整っている施設
  • 嘱託(しょくたく)医といって、他のクリニックなどの医師が緊急時や定期的に訪問し対応をしてくれる施設

があり、常に専門の医師が常駐している施設では看取りは比較的してもらいやすいです。

 

しかし常に医師がいない施設では、ちょっと熱がでたという理由だけですぐ病院に搬送となります。

そして病院は「介護」を提供する場所ではないので、認知症があれば縛り付け、看護師対応の限界だと思われれば、家族の付き添いを強要します。

 

家族からは「こんなに呼び出して、私にも生活があるんです!」と何度も不満を言われました…

病院ってこんなところです。

 

 

そして長期入院になり、施設に帰れるか、他の施設を探すかについて検討…

このような現状をぜひ、「看取り」まで考えて老人ホームへ入居させようと思っている方に知ってほしいと思います。

 

 

じゃあどうやって選べばいいの?

 

こんな施設と病院の関係を知っていただけたでしょうか?

あなたはこれから家族の施設入居を考えていくにあたって、このような後悔するような経験をしたいとは思わないですよね?

 

そのために大切なのは

施設を選ぶ判断

 

 

多くの方が、施設を選ぶときにお金やサービス内容、施設の設備などに注目していますが、大切なことは他にあると私は思います。

 

その大切なことは何か?

 

それについては、メルマガやオンラインサロンでじっくりお話しています。

 

「あの時こうすればよかった…」

 

そんな悲しい体験をする方を一人でもなくしたい、ただそれだけ。

 

そのためには選ぶ側が正確な情報と知識を持って、適切な人やサービスを選ぶことが大切です。

そのために私のスキルと知識をこの先お伝えしていこうと思っていますので、ぜひ一緒に考えていきましょう!