【施設選び】ケアマネの言いなりになってない?後悔しないために今すぐできる3つのこと

 

パパ

うちの母を老人ホームに入居させようと思って、今ケアマネージャーに施設を探してもらっているんだけど、あまり連絡も来ないしなんだか不安・・・このままで大丈夫かな⁉

 

ママ

ケアマネさんに空いている施設を探してもらったんだけど、母はなんだか居心地悪そうで、具合が悪いのにほったらかされているみたい。大丈夫かしら?

 

 

みなさん親や家族を施設へ入れる時、どのように決めていますか?

また施設へ入所した後に不満や不安を感じていることはないですか?

 

 

大事な家族を預ける施設は、選び方を間違えると命に関わる事態にもつながります。

今回はそんな施設選びとケアマネージャーとの関わり方について考えていきたいと思います。

なぜ施設選びを失敗してしまうのか?

 

ちゃんと選んだつもりでも、入所後に後悔してしまうケースは少なくありません。

でもなぜ入所した後になって気づくのでしょうか?

 

その主な原因を考えてみたいと思います。

介護施設の種類が多すぎて、ぴったりの施設がわかりにくい

 

介護保険で利用できる施設はかなり種類が多く、私もこの仕事を始めた直後は施設の種類を理解するのに大変苦労をしました。

 

実際に今でさえ完璧に説明できる自信はありません・・・

 

そんなたくさんある施設の中から、利用者にあう施設の種類を考え、更にまた地域にある施設の中からその方にあった施設を厳選するというのは大変むずかしいことでもあるのです。

 

また介護の視点と医療の視点って似ているようで違います。

介護の視点で施設を選んだけれど、時がたって医療行為が必要になってしまったときにその施設では対応が出来なかったというケースもあります。

 

その『介護と医療』については下記で説明しますね。

 

介護施設の種類についてもまたおいおい丁寧に説明したいと思っています。

 

ケアマネージャーに一任してしまっている

実際に入所したあとに後悔している方の多くが、

ちゃんと本人やご家族自信で足を運んでその施設の実際をみていない

という実態があります。

つまりケアマネージャーを信頼し、自分たちでは何もしない(施設を見ない、比べない、興味がない)という結果、入所後に違和感や不満を感じるというケースが非常に多いのです。

 

反対に入所前に本人やご家族が施設へ足を運び、サービスの内容や生活の様子をを把握できると入所後も理想と現実のギャップが少なく、安心・納得して暮らすことができるのです。

 

もちろんケアマネージャーも介護の専門家であり、その地域の施設について十分な知識を持っているはずではありますが、ケアマネージャーも本当にいろいろな方がいて、利用者の方を第一に考えてくれる方もいれば、事業所や利益を第一に考えてしまう方もいるというのが現状です。

 

ケアマネージャーについては下記でも詳しく書いていきます。

 

 

ケアマネジャーが適切な施設をわかっていない

 

先程もケアマネージャーを信頼しすぎて施設選びをすべて任せてしまうのは危険だと書きましたが、ケアマネージャー自身が施設について十分にわかっていないということもあります。

 

知識が不十分であったり、介護の知識は豊富でも医療的な視点が抜け落ちてしまっていたりすると、本当に必要なサービスが理解できず、結果的に合わない施設選びにつながってしまうこともあるのです。

 

本当にケアマネを信頼して大丈夫⁉

 

ケアマネージャーは、担当者を一番近くで家庭や生活を見ているので、まずは一番に相談するべき人間です。

そしてちゃんと担当者を理解して、希望に寄り添い、その人に合ったサービスや施設などを紹介してくれる信頼できる存在でもあります。。

 

しかしすべてのケアマネージャーがそうだと思ってはいけません。

 

上から目線で厳しい意見を言わせてもらってすいませんm(__)m

 

しかしどうしても病院でさまざまなケアマネージャーと接していると。そう思わざるを得ない状況があるんです。

 

実際にあった利用者を無視した施設利用のケース

 

自分で動けていて、入院中になんでもできたAさん。(要介護の軽い方のレベル)

ちょっと認知力の低下はありましたが、軽いものものわすれくらいで、常時の見守りは必要ないという方でしたが、この方のケアプラン(介護のための計画)を見てみると、ヘルパーを頻回に利用し、訪問リハビリや訪問看護なども入っています。

ちょっと不自然だったので本人に聞いてみると(身寄りは遠方で疎遠になっている方でした。)

「施設の人が親切にしてくれてね、なんでもやってくれるんですよ。看護師さん?来てたっけな?」

 

という反応。ご本人は今利用しているサービスについて何も知らない状態で、ヘルパーについても

「自分で出来ているし、今は手伝ってもらわなくてもいいわよ。」

という感じでした。

 

つまり本人は訪問看護師がや訪問リハビリが来ていることさえも理解しておらず、ケアマネージャーや施設の促すままにサービスを利用してしまっていたのでした。

 

 

ケアマネージャーは医療に弱いという弱点がある(人にもよりますが…)

ケアマネージャーってどんな資格を持っているのか、どんな経験があるのかみなさん知っていますか?

 

介護や医療関連の資格を持っていて、実務経験が豊富な方ではあるのですが、その殆ど(7~8割)が介護の資格を持っている方というデータがあります。

 

逆を言うと

医療の資格を持っている方は2割程度しかいない

ということになります。

 

介護と医療、同じようで中身は全く異なります。

 

確かに介護に慣れていれば生活の面では安心が出来ますが、高齢者はほぼ全員が持病を抱えながら生活をしています。

つまり生活をしている中で、いつ持病が悪化してもおかしくない状況なのです。

その緊急時の対応や、入院したときのことまで考えてくれるケアマネージャーがどれだけいるでしょうか?

 

今や地域包括ケアの時代と言われ、病院や地域が連携して支えていきましょうと国が政策をすすめてはいますが、施設などの利用者が入院した場合、

その方の担当ケアマネージャーが病院に来ることってめったに無いんです

 

情報を伝えるためのFAXをくれたりはするんですが、病院から声をかけないとやっぱり医療の現場ってケアマネージャーとしては入りにくさがあるんでしょうね。

 

でもそこをちゃんと連携しないと、

利用者の病気や予後予測(この先状態がどうなって、どんな症状がでてくるのか、生活の中で必要な観察は何か)

という視点が抜け落ちてしまうという結果になるのです。

 

あなたがそのご家族なら、病気のことや今後のことまで見通して考えてくれるケアマネージャーや施設にお願いしたいと思いませんか?

 

判断力が弱い方に付け込んで、利用料を稼ぐ悪質な施設に要注意

 

先程の例にも上げましたが、利用者のことを全く考えず、会社の利益をあげようとするあまり、必要のないサービスなどをケアプランに盛り込んでサービス利用料を稼いでいる悪質な施設は実際に存在します。

 

特にサービス付き高齢者向け住宅などで、一つの会社が住宅やデイサービス、訪問看護などをグループ企業として運営している場合、外部からの目が入りにくい状況になり、かつ自身の会社のみで利益を得られるような状況を作ることができるため、このような『サービス詰め込みケアプラン』になる傾向が多いようです。

認知症などの判断力が低下している方は要注意です。

 

あなたのご家族の施設やケアプランは大丈夫ですか?

 

しかし本当に必要なサービスやケアについての正解はないため、それ自体は特に悪いことではありません。

だからこそ本人やご家族はそれに気づかないまま、見過ごしてしまっていることが多いのが現状です。

 

ただ私達医療者や利用者のことを考えているケアマネージャーが見れば、それが本人のためなか会社のためなのかはすぐに分かります。

 

この機会にケアプランや施設の生活状況などをもう一度見直してみてもいいかもしれません。

 

何を基準に選ぶ?

 

 

ではこれから施設やケアマネージャーを選ぶ場合には何を基準に選べばいいのでしょうか?

 

そのポイントをお伝えしたいと思います。

 

  1. まずは自分の目で見て納得できるかどうか
  2. ケアマネージャーだけでなく、第三者に相談してみる
  3. 入所後も定期的にケアプランの見直しを

 

 

自分の目で見て納得できるところを比べながら探す

施設を選ぶ際には必ず自身の目で見て、どんなところなのか、どんなサービスを利用できるのかを納得してから利用することが重要です。

 

ケアマネがいるからと言って、すべておまかせしてしまうのは失敗する大きな原因になります。

また一つの施設のみではなく、複数の施設を比べてみることもおすすめです。

 

一箇所しか見学をしないとその施設しかわかりませんが、いくつか見学してみると『利用者にあった施設がどんなものなのか』がわかって来ます。

 

そうやって内容や金額、サービスなどを考えながら自身にあった施設を選ぶようにすると失敗することもなくなるのではないかと思います。

施設を比べるにあたり、私が個人的におすすめしているのが『LIFULL介護』というサイトです。

 

全国の施設情報を業界で一番多く取り扱っていて、検索も簡単にできるし、施設のパンフレットなども気になったら簡単に一括で請求できるので、忙しい方にも便利です。

私自身も仕事で、施設の費用などを調べる際に利用させてもらっているありがたいサイトです。(笑)

 

サイトはこちらからどうぞ↓

老人ホーム・介護施設の検索なら【LIFULL介護】

 

 

ケアマネージャーだけでなく、第三者に相談してみる

 

ケアマネを頼るのは当然ですが、どうしてもケアマネージャーのみだと偏った考え方になってしまうこともあると思います。

 

もしケアプランなどで気になることがあったら、他の相談窓口などで相談してみるのもいいかもしれません。

 

相談窓口について知りたい場合にはこちら↓

お金、介護、退院場所など…退院についての不安は病院の相談窓口へ~退院支援の専門家とは~

 

また地域には地域包括支援センターという場所もあり、介護などの相談に乗ってくれるため、地域のそういった窓口に相談してみてもいいでしょう。

 

入所後の定期的なケアプラン見直しが重要

納得して施設に入所できたからといっても、ずっとその時の状態が続くわけではありませんよね。

 

特に高齢者の場合は病気が進行したり、認知症になったり、体力が落ちたりなど状態が変化しやすい状況にあります。

 

ですので、状態が変わった場合にはその都度ケアプランを見直し、必要なサービスをケアマネージャーと一緒に見直すということがとても重要になるのです。

 

ここもすべてケアマネージャーに任せきりにしてしまうと、先程のように施設の会社ぐるみでサービス盛り込みプランで必要もないサービス利用料を払わされることもあるので注意しましょう。

とにもかくにも、『人任せにせず一緒に考えていく』という姿勢を見せることが重要なのです。

 

後悔しないための施設の選び方のまとめ

 

上記でいろいろ書きましたが、施設選びで重要なのは

 

ケアマネージャーに頼りすぎず、自分たちでもできることはしていく

 

ということになります。

ケアマネージャーもかなり熱心に担当者のことを考えて仕事をしてくれる方はたくさんいますが、一部の残念なケアマネージャーもいるため、どうしても納得できる施設選びが出来ないという結果になってしまう方も存在しています。

 

そのような残念な結果にならないためにも、ご家族として知識を得たり、今の状態を見直すなどをしてよりよい生活につなげられるようにしていきましょう。